健康診断よくある質問
※おもに<当院で受診される場合>および<職場で受診される場合(巡回健診)>について記載しております。
健診前
【健診前01】食事制限が必要な検査を教えてください。
<食事制限が必要な検査>
・胃部レントゲン検査
・腹部超音波検査
・胃内視鏡検査
・血液検査の項目で「血糖検査」「血中脂質検査」がある方
【健診前02】食事制限がある場合、検査前日の飲食はどのようにすればよいですか?
健診前日の夕食は、アルコールや脂肪分の多いものを控えてなるべく消化に良いものを午後9時までに済ませてください。
ただし、水や白湯(さゆ)などのカロリーのない水分は摂っていただいて結構です。
【健診前03】妊娠中/授乳中ですが健診は受けられますか?
妊娠中の場合は、放射線の被ばくがあるレントゲン検査(胸部・胃部・マンモグラフィなど)はご遠慮いただいています。
腹部の激しい動きによる悪影響の可能性がある肺機能検査は産婦人科医にご確認ください。
授乳中の場合は、強く圧迫するマンモグラフィ検査を遠慮いただいております。
下剤の服用が必要になる胃部レントゲン検査は、検査前スタッフにご相談ください。
なお、血液検査、尿検査等、検査値に妊娠や授乳が影響する場合もございますのであらかじめご了承ください。
また、健康診断の基準は妊娠や授乳中を加味したものではないため、受診を勧める判定になる可能性がございます。
【健診前04】健診の日程と生理日が重なってしまいます。受診はできますか?
検査によっては受診できない項目があります。
婦人科の子宮頸部細胞診検査は実施できません。
尿検査・大腸検査について、生理の影響を受けた結果が出る可能性がございます。
ただし、契約内容によっては中止できない場合もございますので所属する企業・団体の健康診断ご担当者様へお問い合わせください。
【健診前05】健康診断の予約日時を変更したいのですが。
<当院施設で受診される場合>
予約センターへ直接お問い合わせください。
048-533-8837
※電話受付時間 平日8:30~17:00
<職場で受診される場合(巡回健診)>
所属する企業・団体の健康診断ご担当者、もしくは当院:048-533-8837までお問い合わせください。
【健診前06】便潜血検査を1回分しか取れませんでした。
所属する企業・団体の契約内容によって対応が異なります。
所属する企業・団体の健康診断ご担当者様、もしくは当院:048-533-8837までお問い合わせください。
【健診前07】胃のレントゲン検査を内視鏡検査に変更できますか?
所属する企業・団体の契約内容によって対応が異なります。
所属する企業・団体の健康診断ご担当者様へお問い合わせください。
【健診前08】問診票を紛失したのですが、どうすればよいですか?
所属する企業・団体の健康診断ご担当者様もしくは当院:048-533-8837までお問い合わせください。
【健診前09】便潜血検査の検体は何日前から採取可能ですか?
事前(健診日の1~5日前)に便を採取し、健診時に持参してください。
【健診前10】健診の予約をしたいのですが、期限内の予約ができないと言われました。
所属する企業・団体によって受診期間が決まっている契約もあるため、予約を受け付けることができない場合があります。
期間が延長になっている場合もありますので、所属する企業・団体の健康診断ご担当者様にご相談ください。
【健診前11】子連れでの受診は可能ですか?
<当院施設で受診される場合>および<職場で受診される場合(巡回健診)>は原則ご遠慮ください。
【健診前12】乳がん検診はエコー(超音波)とマンモグラフィのどちらが良いでしょうか。
所属する企業・団体によっては年齢で受診項目が決まっている場合がございます。
当院では40歳未満の方には乳腺エコー(超音波)検査、40歳以上の方にはマンモグラフィ検査を推奨しています。
【健診前13】インスリンポンプ/持続グルコース測定器を装着していますが、注意事項はありますか?
インスリンポンプ/持続グルコース測定器は、機器が誤作動するおそれがあるため、装着したままレントゲン検査を受けることができません。
胸部・胃部レントゲン検査やマンモグラフィ検査の受診を希望する方は、下記にご注意ください。
①検査時に機器を外していただければX線検査をご受診いただけます。ただし、健診受診のために機器の脱着を行って良いか、事前に主治医にご確認ください。
➁当院のスタッフによる機器の脱着は行っておりません。
➂健診の受診時期につきましては、機器の交換時期とあわせてご受診いただくことをお勧めします。
健診当日
【健診当日01】検査当日の朝の飲食について制限はありますか?
胃部レントゲン検査および内視鏡検査、腹部超音波検査、血液検査を受診いただかない場合は食事・水分摂取の制限はございません。
<午前健診>
健康診断当日はお食事は摂らずにお越しください(タバコ・ガムも含む)。
ただし、水・白湯(さゆ)に限り、コップ1杯(200ml程度)まで、受付の2時間前まで(夏場は受付前まで)お飲みいただくことができます。
<夏場(6月から9月)の水分摂取>
熱中症・体調不良対策として、夏場(6月から9月)の水分摂取の案内を変更します。
受付1時間以内の水分摂取量の目安はコップ1杯程度(200ml)とさせていただきます。
腹部超音波検査・胃内視鏡検査:受付前まで水・白湯(さゆ)に限り可能とします。
胃部レントゲン検査:水・白湯(さゆ)であれば検査の2時間前まで可能とします。
脱水による症状がある場合は、無理をせずに水・白湯(さゆ)を飲んでいただいてから受診いただきます。
検査順路の変更や時間調整をお願いする場合がございます。
また、受付時に脱水が強い場合は健診日の変更をお願いする場合もございますのでご了承ください。
【健診当日02】検査当日の朝、薬は飲んでもいいですか?
心臓病・高血圧のお薬は、朝7時までに少量の水で服用してください。
その他に常用しているお薬については、主治医の指示に従っていただくか、当日飲まずに持参し、検査終了後に服用してください。
糖尿病の方は、インスリン注射や薬の内服はせずにお越しください。(低血糖になるおそれがあります)
【健診当日03】アルコールのアレルギーがあります。
採血前に術者にお知らせください。
【健診当日04】検査着に着替える必要はありますか?
職場で受診される場合(巡回健診)で、検査するうえで必要と判断された場合着替えていただく可能性があります。(体組成、心電図、レントゲン検査等)
以下についてはご遠慮いただき、なるべく着脱しやすい服装でお越しください。
・ネックレス
・タイツ
・ロングブーツ
・ワンピース、サロペットなど上下がつながっているもの
・コルセット
【健診当日05】便秘症です。下剤を多めにもらえますか?
バリウム検査の後、通常2錠お渡ししておりますが、予備として追加でお渡しできます。受付にご相談ください。
【健診当日06】下剤はいつ飲めば良いですか?
〇普通便の方
バリウムの中にも下剤が混ざっていますので、5~6時間経っても便意がない場合に1錠服用してください。
※翌日になっても便意がない場合、もう1錠服用してください。
〇便秘気味の方
すぐに1錠服用してください。
服用後5~6時間経っても便意がない場合は、もう1錠服用してください。
ご注意
*この下剤は腸で溶ける薬ですので、牛乳や炭酸飲料(サイダー・コーラなど)と同時に服用しないでください。
*検査後、すぐにコップ2~3杯以上の水分をおとりください。
一つの目安として1時間に1~2杯程度のお茶や飲料水など水分をとり続けてください。
便通の悪い方は必ず白い便が排泄するまで、水分を多めにおとりください。
*2,3日便通のない方、または激しい腹痛・下痢・嘔吐などがあらわれた場合には、医療機関などにご相談ください。
*できるだけ早く排泄するために検査当日はなるべく多くお水を飲むようにしてください。
【健診当日07】普段コンタクトレンズです。眼鏡を持参した方が良いですか?また検査で外す必要はありますか?
定期健康診断は通常勤務時の視力を検査しますので、普段仕事中コンタクトレンズを使用している場合はそのままお越しください。
特定の検査(眼底・眼圧)では外していただく場合があります。
【健診当日08】ストッキンッグ・タイツは着用したままで受診できますか?
職場で受診される場合(巡回健診)で、体脂肪測定、心電図検査を実施する方はストッキング・タイツを着用せずに受診してください。
【健診当日09】当日は喫煙してもいいですか?
検査に影響が出るため、当日の喫煙はご遠慮ください。
特にバリウム検査を実施される方は正確に検査ができない場合がありますのでお控えください。
【健診当日10】問診票はいつ書けば良いですか?
問診票は健診前日までにご記入いただき、健診当日忘れずにお持ちください。
【健診当日11】問診票をなくしました。再発行できますか?
所属する企業・団体の健康診断ご担当者様もしくは当院:048-533-8836までお問い合わせください。
健診後
【健診後01】健診結果はいつ頃届きますか?
ご受診形態やご契約内容により異なりますが、通常1ヵ月程度での送付となります。
【健診後02】健診結果に書いてある内容の意味を教えてください。
当院の判定区分につきましては、こちらをご参照ください。 「健診を受診された方へ」
【健診後03】「要精密検査」判定はひとつしかなかったのに総合判定が「要精密検査」になっています。
健康診断の総合判定は判定の平均をとる結果ではありません。
ご受診いただいた検査項目の中で、一番重い判定が総合判定に反映されます。
【健診後04】「要医療」という判定は、治療をしなくてはいけないのでしょうか。
現在のお客様の状態について、治療や投薬等の対処が必要な状況か診断していただくために専門医の受診を勧める判定です。
かかりつけ医となるような医療機関へのご受診をお勧めします。
【健診後05】精密検査・再検査はどこで受けたらよいでしょうか?
検査結果に二次検査のご案内同封、もしくは所属する企業・団体から指定日時や医療機関の指示がある場合は、そちらに従ってください。
上記のご案内がない場合は、当院診療所に健康診断の結果と健康保険証を持参のうえ外来にてご受診ください。
【健診後06】精密検査・再検査を受けるのですが、レントゲンフィルム、画像データは取り寄せられますか?
<当院で受診された場合>および<職場で受診された場合(巡回健診)>はお取り寄せ可能です。
ただし、個人情報保護のため、ご本人様確認が必要になりますので、保険証・運転免許証・パスポートのいずれか1点をご持参の上、外来受付にお越しください。
外来窓口でお渡しするまで約1週間ほど要しますので、予めご了承ください。なお、画像データはCD-R(複写)でのお買取りとなり、提供料金は1枚500円(税込)となります。
<自治体(巡回健診)で受診された場合>は各市町村にお問い合わせください。
【健診後07】二次検査(精密検査・再検査)を受けないと何か罰則がありますか?
法的には処罰されることはありませんが、受診をお勧めする判定が出ている以上、ご自身のためにも検査をお受けいただくことを強くお勧めいたします。
健康診断は疾病の早期発見を目的としておりますので、自覚症状がなくとも二次検査をお受けください。
【健診後08】精密検査・再検査という判定で二次検査を受けたが「問題なし」と言われた。健診結果が間違っていますか?
健康診断はあくまでスクリーニング検査であり、「異常なし」以外の所見や基準値外の検査結果について受診を勧める判定がつくことがあります。
治療が必要かどうかは受診先の医師の判断により異なり、「現時点では治療や処置、生活習慣の是正は必要ない」と判断されることもあります。
治療が不要な場合であっても年月を経るうちに病気の方向へ進行することもあるため、毎年の健康診断で身体の状態を確認しておくことが大切です。
【健診後09】精密検査をした内容や結果は報告が必要ですか?
所属する企業・団体で二次検査結果の管理をしている場合がありますので、結果に報告用紙が同封されている場合、もしくは会社から報告を求められている場合は指示に従い結果の報告を行ってください。
【健診後10】「大腸」の結果の意味がわかりません。
基準は(-)マイナスですが、潜血反応が捉えられると(+)プラスと表記されます。ひとつでも(+)があれば精密検査の受診をお勧めする判定となります。